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私は彼に対して「可愛い自分」を見せていたと思います。
もちろん、彼と会うたびに意識をしていたわけでは無いのですが、
「可愛くないと」
「彼を立てないと」
そんな風に考えていたのは確かです。

彼は女性に対して「こうあるべき」というものを持っていました。
それを聞く限り‘自分勝手だなあ‘と思うこともありましたが(苦笑)
好きだからこそ「こうあるべき」に添いたいという気持ちでいたんです。

・・・きっとフェミニスト思考の人にしてみたら「怒りの要素」になりかねませんね(苦笑)

そうして彼に合わせるという形の恋愛が2年近く続きました。
その中で私は時折「素」を見せていました。
・・・見せていたというよりも、見られたという感覚かもしれません。
やはり、「こうありたい」に全て添い続ける事は私にとってストレスになるだけだったんです。
自分の「これ」という姿勢を持っていても良いのではないかと感じた時、
私は「素」を少しずつ見せるようになりました。

私の心は軽くはなりましたが、彼は私に対して批判的な態度をとるようになりました。

私の素を認めてくれない彼。
それならば彼との恋愛は「偽り続ける」事でしか成り立たないと感じたんです。
その時に初めて彼と「別れ」を思いました。

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